今日は高知県に入り、室戸岬まで目と鼻の先の場所まで来ました。
今回は室戸市で出会った素晴らしい若者たちを紹介したいと思います。まずは地元の高校の野球部員たち。彼らが国道55号線をロードワーク中に、全員が私に向かって、声を揃え「こんにちは!!」と元気良く挨拶をしてくださいました。彼らのお遍路さんに対する姿勢と元気に、とても力を与えられました。今日は長距離を歩いたため、35km地点で右足に大きなマメができ、それが激しく傷んだので疲労がぐっと溜まり、歩くペースがかなり下がっていたのですが、彼らの「こんにちは!!」に背中を押されたような気がしました。それほど挨拶というのは人に元気を与えるものなのですね。
そしてその後も歩道を歩いていると、後ろからチリンチリンと音がしました。少し左側に寄ると、小学3年生位の男の子が自転車に乗り「すみません」と頭を下げ走って行きました。「偉い!」彼が通り過ぎてすぐ、ついつい私はそれを声に出していました。なぜならそれは私がいつも心掛けていることだからです。以前にもブログに書いたかもしれませんが、狭い道を歩いていて突然後ろから自転車に乗る人に鈴を鳴らされ、さ~っと過ぎ去られるとあまり気持ち良い思いはしないですよね。ですから私は車や自転車に乗っている時は、クラクションや鈴を鳴らさず「ちょっとごめんなさい」と声をかけるようにしています。その、私がいつも気にかけて行っている行為を、8歳の男の子が習慣のように行うのです。いや~、今日は参りました。
今日の総歩数は56451、距離は45.15kmでした。
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