2009年2月7日土曜日

四国八十八ヶ所 二日目(2/7)

いよいよ今日から巡礼開始です。お寺は一般的に7時に門を開けるので、6時10分に起床し、6時40分に宿を出ました。初めの霊山寺では予想以上にお寺での作法に時間がかかることに気付き、これでは今日の目標である10番切幡寺までたどり着けるかどうか心配になったのですが、巡礼は早く終わるよりもきちんと1つ1つの作法を行うことが大事なので、とりあえず今日行けるとこまで行こうと気持ちを切り替え再出発しました。

3番金泉寺から4番大日寺の間の遍路道はとても楽しめました。小さな山の中を歩き、竹藪の中を歩き、山の上から町を一望し。これからの遍路行がとても楽しみになりました。しかし5番地蔵寺での作法が終わり次のお寺に向かって歩き出した時、今度においての心配が募ってきました。太ももが傷んできたのです。まあ今晩よくお風呂でマッサージをすれば大丈夫だろうと思い、結局9番法輪寺までお参りすることができました。今日の総歩数は40152歩、距離は28.91Km(マイ万歩計によると)でした。

なお本日は2度お接待をして下さいました。1人目は70歳位のおばあさんで、私が6番目の安楽寺に差し掛かった時、県道を歩いている私を見つけ、チョコレートと缶コーヒーを買い、原付自転車で追いかけてきて下さいました。ありがとうございました。

2人目は、今晩泊まっている旅館「八幡」です。夕食を旅館の食堂でとっていると、店員さんが「明日は何時にお出掛けですか」と尋ねられたので「6時半に出るつもりです」と答えると、すぐにおにぎり2つとみかん2こを包んで、明日のためにお接待して下さいました。ありがとうございました。

お接待をされると、他のお遍路さんもおっしゃられる通り、人間は1人では生きていけないということが分かります。特に1人で巡礼をしている者にとって人の、しかも見ず知らずの他人の優しさを感じると、本当に元気が湧くものです。今後私は大阪へ帰ってから、何も恥じずに人々に声をかけ、少しでも優しさを与えといきたい、そして周りの人々により元気を持ってほしいと思います。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

しっかり修行して立派な社会人になるように。