今日の朝は昨晩傷んでいた左膝に痛みが残っていなかったので、朝7時半に宿を出ました。しかし5km程歩くと、急にまた左膝が傷んできたのですが、「まぁ今日はとりあえず行けるとこまで行こうか」と楽に考え、次のお寺に向かいました。その後も足の痛みは増してきたのですが、負けん気の強い私は結局本日の目的地である17番井戸寺までたどり着きました。13番の大日寺に向かう途中で、農家のおばあさんが追いかけてきて、ヤクルトを2本下さいました。ありがとうございました。
井戸寺に向かう時にドラッグストアを見つけたので、筋肉痛、関節痛兼用の塗り薬を買い、先ほど早速塗りました。効果があることを期待しています。もしあまり痛みが治まらなければ、明日は現在地から約8km先の徳島市街で1日休みをとろうと思います。20番と21番は、また山登りが待っているので、今のうちに完治しておくべきでしょう。必要であれば2日間休養かな。諦めも勇気です。もちろん先を見据えての諦めですが。明日が楽しみです。膝の痛みが引いているかどうかの楽しみと、久しぶりに多くの人がいる場所に行ける楽しみがあるからです。 今日の総歩数は37857歩、距離は27、25kmでした。
2009年2月9日月曜日
2009年2月8日日曜日
四国八十八ヶ所 三日目(2/8)
今日は早朝から10番切幡寺でお参りした後は11番藤井寺、そして88ヶ所の中で一番の難関と言われる12番焼山寺に向かいました。いや~焼山寺は本当に一番の難所であってほしいです。3つの峠(どれも700mほど)を登り、二度下るこの遍路道は藤井寺のすぐ後ろから始まります。いきなり100m程の階段を登ったり、その後も足場の悪い坂道を登ったり、下ったり・・・今考えてみると焼山寺に着くまでの4時間、ほとんど登っていた印象しかありません。これがまたかなりの急勾配なのです。1つ嬉しかったことと言えば、藤井寺で「健脚5時間、普通6時間、遅足で8時間」と書かれていた焼山寺の遍路道を4時間で歩けたことです。
焼山寺に到着し、少し休憩をとっていると60歳くらいのご夫婦が話しかけてきて下さいました。彼らも区切り打ち(88ヶ所を何度かに分けてまわること)で歩き遍路をしているらしく、藤井寺から焼山寺まで7時間かけて来られたとのことです。素晴らしいですね。私が60歳になった時には、例え8時間かけても焼山寺まで歩いてたどり着く自信がありません。
そのご夫婦が去られてから、私は作法を始め、そしてその後は約7kmの山下り。精神的、体力的には登りよりもかなりマシなのですが、下りは膝にきますね。今も左足が痛みます。明日の朝には治ってくれていることを願います。それにしても今日は本当に疲れました。山登りで何度かくじけそうになったことは初めての経験です。
また今日は1度お接待を受けました。私は曽我部俊雄和尚(金剛流御詠歌を作られた方で、徳島で初めて東京大学に入学された方)の遠い血縁関係にあることを、和尚さんがその昔修行されていた切幡寺の方にお話しすると、切幡寺の記念品をいただきました。ありがとうございました。
今日の総歩数は44604歩、距離は32.11Km(マイ万歩計によると)でした。
焼山寺に到着し、少し休憩をとっていると60歳くらいのご夫婦が話しかけてきて下さいました。彼らも区切り打ち(88ヶ所を何度かに分けてまわること)で歩き遍路をしているらしく、藤井寺から焼山寺まで7時間かけて来られたとのことです。素晴らしいですね。私が60歳になった時には、例え8時間かけても焼山寺まで歩いてたどり着く自信がありません。
そのご夫婦が去られてから、私は作法を始め、そしてその後は約7kmの山下り。精神的、体力的には登りよりもかなりマシなのですが、下りは膝にきますね。今も左足が痛みます。明日の朝には治ってくれていることを願います。それにしても今日は本当に疲れました。山登りで何度かくじけそうになったことは初めての経験です。
また今日は1度お接待を受けました。私は曽我部俊雄和尚(金剛流御詠歌を作られた方で、徳島で初めて東京大学に入学された方)の遠い血縁関係にあることを、和尚さんがその昔修行されていた切幡寺の方にお話しすると、切幡寺の記念品をいただきました。ありがとうございました。
今日の総歩数は44604歩、距離は32.11Km(マイ万歩計によると)でした。
2009年2月7日土曜日
四国八十八ヶ所 二日目(2/7)
いよいよ今日から巡礼開始です。お寺は一般的に7時に門を開けるので、6時10分に起床し、6時40分に宿を出ました。初めの霊山寺では予想以上にお寺での作法に時間がかかることに気付き、これでは今日の目標である10番切幡寺までたどり着けるかどうか心配になったのですが、巡礼は早く終わるよりもきちんと1つ1つの作法を行うことが大事なので、とりあえず今日行けるとこまで行こうと気持ちを切り替え再出発しました。
3番金泉寺から4番大日寺の間の遍路道はとても楽しめました。小さな山の中を歩き、竹藪の中を歩き、山の上から町を一望し。これからの遍路行がとても楽しみになりました。しかし5番地蔵寺での作法が終わり次のお寺に向かって歩き出した時、今度においての心配が募ってきました。太ももが傷んできたのです。まあ今晩よくお風呂でマッサージをすれば大丈夫だろうと思い、結局9番法輪寺までお参りすることができました。今日の総歩数は40152歩、距離は28.91Km(マイ万歩計によると)でした。
なお本日は2度お接待をして下さいました。1人目は70歳位のおばあさんで、私が6番目の安楽寺に差し掛かった時、県道を歩いている私を見つけ、チョコレートと缶コーヒーを買い、原付自転車で追いかけてきて下さいました。ありがとうございました。
2人目は、今晩泊まっている旅館「八幡」です。夕食を旅館の食堂でとっていると、店員さんが「明日は何時にお出掛けですか」と尋ねられたので「6時半に出るつもりです」と答えると、すぐにおにぎり2つとみかん2こを包んで、明日のためにお接待して下さいました。ありがとうございました。
お接待をされると、他のお遍路さんもおっしゃられる通り、人間は1人では生きていけないということが分かります。特に1人で巡礼をしている者にとって人の、しかも見ず知らずの他人の優しさを感じると、本当に元気が湧くものです。今後私は大阪へ帰ってから、何も恥じずに人々に声をかけ、少しでも優しさを与えといきたい、そして周りの人々により元気を持ってほしいと思います。
3番金泉寺から4番大日寺の間の遍路道はとても楽しめました。小さな山の中を歩き、竹藪の中を歩き、山の上から町を一望し。これからの遍路行がとても楽しみになりました。しかし5番地蔵寺での作法が終わり次のお寺に向かって歩き出した時、今度においての心配が募ってきました。太ももが傷んできたのです。まあ今晩よくお風呂でマッサージをすれば大丈夫だろうと思い、結局9番法輪寺までお参りすることができました。今日の総歩数は40152歩、距離は28.91Km(マイ万歩計によると)でした。
なお本日は2度お接待をして下さいました。1人目は70歳位のおばあさんで、私が6番目の安楽寺に差し掛かった時、県道を歩いている私を見つけ、チョコレートと缶コーヒーを買い、原付自転車で追いかけてきて下さいました。ありがとうございました。
2人目は、今晩泊まっている旅館「八幡」です。夕食を旅館の食堂でとっていると、店員さんが「明日は何時にお出掛けですか」と尋ねられたので「6時半に出るつもりです」と答えると、すぐにおにぎり2つとみかん2こを包んで、明日のためにお接待して下さいました。ありがとうございました。
お接待をされると、他のお遍路さんもおっしゃられる通り、人間は1人では生きていけないということが分かります。特に1人で巡礼をしている者にとって人の、しかも見ず知らずの他人の優しさを感じると、本当に元気が湧くものです。今後私は大阪へ帰ってから、何も恥じずに人々に声をかけ、少しでも優しさを与えといきたい、そして周りの人々により元気を持ってほしいと思います。
四国八十八ヶ所 一日目(2/6)
高速鳴門に到着すると、野性の勘を利用して、問題無くJR鳴門駅に到着。しかし流石田舎の電車。13時08分の電車の次は、14時40分までないということなので、そこら中歩き回った結果、ほか弁の弁当をバス停の椅子に座り、頂くことにしました。そしてゆっくりとした昼食が終わり時計を見ると、なんと14時25分!それからすぐに急いで駅に戻ったのですが、途中で何かが足りないような…金剛杖(お大師さんの代わりのもの)をバス停に忘れていたのです。一旦バス停に引き返したため、電車に乗ったのは結局15時40分になりました。 1番札所の霊山寺の最寄り駅に着いたのは16時10分で、今日霊山寺にお参りすることは出来たのですが、明日から気持ち新たに巡礼を始めようと思い、今日は納経掛軸、線香、蝋燭、ライターの購入と、納経だけを済ませました。納経所のおばちゃんが線香、蝋燭、ライターをお接待してくださいました。ありがとうございました。
私が納経中、女性と胸元にカメラを下げている男性が納経所に入ってきました。そして私が納経所を出ようとした時、「○○○という雑誌で今お遍路の特集をしていまして、よるしければお話を聞かせて頂けないでしょうか」とその男性が声をかけてきました。そうです、雑誌の取材です。外大で何度か取材や撮影を受けたことはありますが、まさか四国でまで取材を受けることになるとは!!雑誌名をはっきり覚えていないので、きちんと聞いておけば良かったと思っています。もしその雑誌を見つけられた方は是非ご一報ください。
私が納経中、女性と胸元にカメラを下げている男性が納経所に入ってきました。そして私が納経所を出ようとした時、「○○○という雑誌で今お遍路の特集をしていまして、よるしければお話を聞かせて頂けないでしょうか」とその男性が声をかけてきました。そうです、雑誌の取材です。外大で何度か取材や撮影を受けたことはありますが、まさか四国でまで取材を受けることになるとは!!雑誌名をはっきり覚えていないので、きちんと聞いておけば良かったと思っています。もしその雑誌を見つけられた方は是非ご一報ください。
2009年2月5日木曜日
いざ四国へ!
このブログを更新するのは、かなり久し振りです。と言いますのも、ここ2週間の間に学期末試験がありまして、それに向けてずっと、いつまで経っても慣れない勉学に励んでいたのです。しかし2月3日にそれも終わり、ここ2日間はお遍路の旅に向けて準備をしてきました。
そしていよいよ、明日お四国に向けて出発します。(お遍路さんが見るのは「四国」ではなく、「お四国」と言われています。)
四国八十八か所を巡礼中は、出来る限り毎日ブログを更新しようと思っていますので、お暇がある方は「しゃーない、ちょっと暇つぶしにでも読んだろか」というような気持ちで私のブログを覗いてみてください。
そしていよいよ、明日お四国に向けて出発します。(お遍路さんが見るのは「四国」ではなく、「お四国」と言われています。)
四国八十八か所を巡礼中は、出来る限り毎日ブログを更新しようと思っていますので、お暇がある方は「しゃーない、ちょっと暇つぶしにでも読んだろか」というような気持ちで私のブログを覗いてみてください。
2009年1月11日日曜日
TSP杯争奪大会・高石市臨海スポーツセンター
今日は高石市で卓球の大会があり、私は知り合いの方のお誘いを受け、団体戦に出場しました。実力の無さに練習不足が重なり、予選リーグは最下位という結果になりました。個人的には、シングルスは2戦2勝、ダブルスは4戦4敗でした。ダブルスをもっと練習しなくては。シングルスだと相手のドライブの上がり目すぐを打ち返せるので、それ程ブロックがオーバーにはならないのですが、どうもドライブのブロックを少し待ったり、打点の落ち際を打ち返すと、オーバーになりやすいのです。
・・・・・・・・・
うわ、卓球オタクやん、って思いましたか?
それはそうと、今日の試合でまた一つ学んだことがあります。
隣の台で試合をしていたある選手が、試合が劣性に進んでいるにも関わらず、笑顔を絶やさないのです。もちろんラリー中は真剣なのですが、ボールを誰かに拾ってもらう時には必ず「ありがとう」とはっきり言い、試合後も相手と笑顔で「ありがとう」と握手をしていました。卓球は精神的に大きく左右されるスポーツ、いわゆる自分との戦いなので、調子が悪い時などは腹を立てる選手が多い競技です。しかし今日その隣の人を見ていると、卓球を本当に楽しんでいるように見えました。そしてその相手も、卓球を楽しんでしていました。試合は、そのスポーツを楽しんでやっている選手とするのは、こちら側もとても楽しく嬉しい気持ちになります。しかしそれとは逆に、イライラしながらプレーをする人の相手をするのは、時に楽しさが半減してしまいます。実は私も、調子が悪い時やイライラする時などは、できる限り行動や表情には出さないでおこうと努力はするのですが、しかしそれが出てしまっていると思います。
人間は豊かな感情を持つ動物ですから、喜怒哀楽を持つのは大変素晴らしいことだと思います。しかし自分の感情で人の感情を害することだけは避けたいですね。だから私は、これからずっと、ある程度感情を客観的に把握し、そしてそれが場の雰囲気を損ないかねないと考える場合は、できる限り感情をコントロールできるよう努めたいと思います。
ちなみに、本日の賞品は、熟カレー(辛口)でした。登録費が1000円なので、前回に引き続き赤字です。
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うわ、卓球オタクやん、って思いましたか?
それはそうと、今日の試合でまた一つ学んだことがあります。
隣の台で試合をしていたある選手が、試合が劣性に進んでいるにも関わらず、笑顔を絶やさないのです。もちろんラリー中は真剣なのですが、ボールを誰かに拾ってもらう時には必ず「ありがとう」とはっきり言い、試合後も相手と笑顔で「ありがとう」と握手をしていました。卓球は精神的に大きく左右されるスポーツ、いわゆる自分との戦いなので、調子が悪い時などは腹を立てる選手が多い競技です。しかし今日その隣の人を見ていると、卓球を本当に楽しんでいるように見えました。そしてその相手も、卓球を楽しんでしていました。試合は、そのスポーツを楽しんでやっている選手とするのは、こちら側もとても楽しく嬉しい気持ちになります。しかしそれとは逆に、イライラしながらプレーをする人の相手をするのは、時に楽しさが半減してしまいます。実は私も、調子が悪い時やイライラする時などは、できる限り行動や表情には出さないでおこうと努力はするのですが、しかしそれが出てしまっていると思います。
人間は豊かな感情を持つ動物ですから、喜怒哀楽を持つのは大変素晴らしいことだと思います。しかし自分の感情で人の感情を害することだけは避けたいですね。だから私は、これからずっと、ある程度感情を客観的に把握し、そしてそれが場の雰囲気を損ないかねないと考える場合は、できる限り感情をコントロールできるよう努めたいと思います。
ちなみに、本日の賞品は、熟カレー(辛口)でした。登録費が1000円なので、前回に引き続き赤字です。
2009年1月7日水曜日
遅ればせながら、報告。
年末年始は全くブログを更新できずにいました。というのも様々なイベントがあったためです。各行事とも内容が濃いので、数回に分けて紹介させていただきます。
今回はスキーについてです。12月23日~25日にかけて、友人のお父さんに、岐阜県へスキーに連れて行っていただきました。下の写真はそのお父さんが所有している別荘です。
そして人生初のスキーに挑戦しました。一日しかゲレンデには行けなかったのですが、その日は非常に天気が良く、ゲレンデの頂上からは白山が綺麗に見ることができました。そしてそのお父さんにマンツーマンで手とり足とり教えて頂いた結果、1日でリフトに10回乗るまでには上達しました。しかしスキーは難しいですね。靴を履いてするスポーツは多少は馴れるのが早いのですが、スキーは別物でした。いつものように自分の体をコントロールできず、余計な力が入り、次の日には待っていましたと言わんばかりの筋肉痛。しかし心地よい運動量と素晴らしい景色を楽しめるスキーは、想像していた以上に私を満足させてくれました。
1日目は現地に到着後のんびり過ごし、2日目はスキーを思う存分楽しみ、そして3日目(最終日)は岐阜県の白川郷に連れていっていただきました。岐阜に向かう途中の車内でふと私の長年の目標が白川郷の合掌造りを見に行くことだと話すと、そのお父さんは、これから行く別荘が白川郷から車で1時間位だから、それなら帰る時にそこに寄ってみましょうとおっしゃってくださったのです。このhappy surpriseに私は初日から早くあさってにならないかなと待ち望んでいました。そして、ついにやってきました、白川郷!!!
この日はあいにくの雨でしたが、こんな山間の不便な場所に、よくこれだけ大きい集落を作ったものだなと関心せずにはいられない景色でした。
上のこの写真は、最も大きい合掌造りで、これはお寺です。合掌造りのお寺とは、洒落たことをしますね。2月から回る四国八十八か所の一つの札所が合掌造りのお寺だと、さぞ楽しみが増すだろうと思ってしまいました。
白川郷は世界遺産に登録されてから急激に観光地化されたのですが、それでも時がゆっくりと流れ、気持ちがとても安らぎました。ここにはまた是非訪れたいです。
皆さんは年末年始、どう過ごされましたか?
末筆ではございますが、2009年は皆さんにとって、そして世界中の人々にとって平和と喜びに満ち溢れた年になることを願ってやみません。
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