2007年6月20日水曜日

オレおかん

 オレのおかんは某企業でばりばり働いてます。フルタイムで働きながら、よくここまでオレを育ててくれました。朝8時には家を出、帰りは7時位。昔は晩御飯も作ってくれていましたが、最近は少し体の調子が悪く、堺東の高島屋か津久野のイトーヨーカドーで惣菜を買ってきてます。しかし家事も仕事の傍らちゃんとこなします。夜遅くまで皆の洗濯物をし、毎晩寝るのは1時半です。オレのおかんは世界のおかんの中でも結構やり手やと思います。

 しかしそんだけ働いているので、よう食います。結婚当時の写真を見せてもーたら、今は昔の面影すらありません。毛が多い事位が昔の共通点で、おとんはよう「だまされた」と言うてます。
 なんばの高島屋では地下(食料品、菓子)、堺東の高島屋では2階(菓子)が大好物です。よくおかんとは買い物に行くのですが、「なお~、これめっちゃおいしいねんで。この前パパがこれはおいしいわ言うて食べててんで。あの反応薄いパパがな」と言いながらえげつない量のお菓子を買います。おとんにようおかんは「もう食うなや」とか「また買ってきたんか」と言われてるので、最近は自分の好みだけではなく、少なくともおとんに喜ばれ、自分も欲しいものを買うようにしています。「この前パパがこれはおいしいわ言うて食べててんで」を言い訳にお菓子を買います。最近のおかんの口癖はこのフレーズになってます。(おかんの買うもんはほんまにおいしいく、あんまり言うたら買ってきてくれへんようなるんで、あんまりオレから悪口は言いにくいです)

 おかんはとにかくよう食います。最近はよくオレが家事をしてます。洗濯物を干すのはおかんの仕事ですが、取り入れはオレの仕事です。(よう忘れますが) あと晩御飯は、オレが料理するのが好きなので、できるだけするようにしてます。そして、この前はカツオのたたきのサラダと梅干し炒飯を作りました。
 オレはその日卓球の練習に行っており、その間におかんが帰ってきていました。その日はおかんは少し帰りが遅く、オレが料理してるて知らんかったので、晩御飯を自分で買ってきていました。おかんが買ってきたもの、それは「キャベツ1玉」。キャベツだけです。「今晩はキャベツだけにしよーおもててん。ダイエットせんとあかんやん?最近キャベツダイエットはやってんもんな。」
 しかしオレが帰ると、ちゃっかりと、そしてしっかりとサラダと炒飯、食うてました。

 「なお~、このかつおのサラダ、めっちゃおいしかったわ~。せっかくダイエットしよーおもてキャベツ買ったのに、ダイエットでけへんな。」
 「どん位食うたん?」
 「半分位かな。」
 「そうなんや。ほなまぁ残りはオレ明日の昼にでも食うとくわ。」
 「うん、分かった。」

 次の日見ると、かつおがあと4切れしか残っていませんでした。確か15切れ位はあったと思うのですが。おかん、ダイエットになったあらへん。「半分」という意味をしっかり勉強しなおしてほしいです。

2007年6月13日水曜日

東京のパン屋さん


 東京は本当に物価が高いですよね。東京は金があればとても楽しい所ですが、金がなければただの人ごみのように感じてしまいました。やはり僕にはお金をあまりかけずに楽しめる和歌山がぴったりのように思えます。

 しかし、東京には良いところもあります。物価が高い分、そこで売られている質は良いものでなければなく、少しでも他に劣れば、すぐにそれは消されてしまいます。大阪は食い倒れの町だと言われていますが、質の良い食べ物は東京の方がより簡単に見つけられることができます。

 以前このブログで登場した、僕が釣りに行く時にいつも同行してくれる、僕が尊敬する人、パン屋さんが、東京へ行くなら必ずパンを食うてこいと言われたので、今回いくつかのパンを食べ比べてみました。その店とパンを紹介します。

 Levain (ルバン)

 自家製天然酵母のパン屋さんといえば、まずこのお店の名前が挙がる程の名店です。この店では、ここの味をわかってもらったうえで買ってほしいと、お店を訪れるときりたてのパンが手渡されます。それを何種類か食べた上で、自分が気に入ったパンを買うことができます。
 僕はカンパーニュ(全粒粉50%)とメランジェ(全粒粉25%)をいただきました。カンパーニュは程よい酸味があり、レバーのテリーヌと非常に合いました。国産の中力粉、全粒粉、塩と水だけで作られているので、麦そのものの味を楽しみたいのであれば、このパンが最適であると思います。
 メランジェは、くるみとカランツと呼ばれる干しぶどうをふんだんに混ぜ込んだ贅沢なフルーツパンです。くるみの香ばしさと麦の香ばしさ、そして自家製カランツのほど良い甘さと麦のやわらかな酸味が合わさり、絶妙です。

 僕の知り合いのパン屋さんに天然酵母の作り方を教えていただきました。

 「無添加のパンにするためには、天然酵母にしなければなりません。天然酵母は果物、野菜をある一定の温度で一週間から二週間に渡り発酵させ、その絞り汁を粉と合わせ練る。また寝かせては粉を足す。この動作を一週間繰り返す。これが天然酵母フランスではルヴァンドイツではライ麦のサワー種。イタリアでは乳酸菌のパネトーネ種各国製法の違いはあるその国の気候、温度湿度により酵母菌の住みやすい環境が各国違うから!さて本題です。酵母菌は何?物を腐敗させると何が出る?ガス!腐敗=発酵 その物にはバクテリアや細菌ほか色々入ってる。それらの物が天然酵母です。」 

 皆さん、本物のパンを食べるなら、ぜひルバンへ!!

 ルバン
 東京都渋谷区富ヶ谷2-43-13
 03-3468-9669


 アンゼリカ

 東京のカレーパンといえばここ。テレビにも雑誌にも何度も取り上げられているここのカレーパンは、ずっしりと重く、むっちりした弾力のあるパン生地で作られています。うまみがぎゅ~っと凝縮された味わいのカレーは店長が研究を重ねられ、季節ごとに若干変えられているらしいです。もちろん冷めてもおいしいカレーパンです。(SMAP中居くんの大好物だそうです。運が良ければお店でばったり遭遇できるかも!?)

 アンゼリカ
 東京都世田谷区北2-19-15
 03-3414-5391

2007年6月12日火曜日

親友の帰国


 スペインに1年間留学していた僕の大学の親友が先日帰国しました。留学前はいつも大学で「親友4人組み」としていつでも一緒にいたのですが、一人はアルゼンチン、一人はスペイン、一人は日本に残り、僕はご存知の通り、メキシコに留学していました。アルゼンチンへ留学していた子は今年1月に帰国しており、僕は6月9日に帰っていたので、3人で僕ら親友グループ最後の1一人を、関西国際空港へ迎えに行きました。(早朝5時45分でした)

 その子は全く変わっていませんでした。髪形以外は。やはり親友は一緒にいないと楽しくないですね。メッセンジャーでたまにチャットをするのも楽しいのですが、一緒にいると楽しさは倍増です。1年半ぶりに4人全員集合し、朝食は親子丼などを食べ、ボーリングをしようとラウンド1へ行くも朝早すぎで開店してなく、結局おとなしく皆帰りました。

 その子が関空で、僕らにお土産をくれました。その子曰く、お土産を買ったのは家族と僕らのためだけだそうです。そーゆー気配りが嬉しいですよね。別に高いものでなく、実用性も特にないものでも良いのです。いつも一緒に居て、慣れきっている親友に対する気配りというのが嬉しいものなんです。今回その子が気づかせてくれた事は、本当の親友とは、親友の喜ぶ事を理解し、それを素直に実行できる人だという事です。

 


 

 いただいたステッカー「Besame el culo」は、車の後ろに貼らせていただいています。