2007年4月6日金曜日

楽天、田中 将大投手。

 2、3日前、楽天の田中 将大投手が、ソフトモヒカンに散髪してきたのを、野村監督に怒られて、次の日坊主にしたというニュースがありました。監督が怒った理由が「髪の毛の事を気にする時間があるのなら、野球にもっと集中しろ。」という事でした。田中君が僕はかわいそうでたまりませんでした。

 僕はかっこつけです。サッカーの試合やテニスの試合で友達とかが観戦に来てくれると、いつも以上に張り切って良いプレーをしようと気合が入ります。そして、実際に、観戦する人がいない状況よりも、誰かが観に来てくれた方が良いプレーができます。点も決める事ができます。

 中田 英寿も、フランスワールドカップの時は髪の毛を茶髪に変えました。目的は、「目立つ」ためです。そして、その後ペルージャからオファーが来、その年のシーズンで大活躍しました。

 ベッカムヘアーも、一時世界中の話題となりました。

 何かで話題になり自分に注目されると、それがヤル気になり、良いプレーや野球、サッカーに対する良い姿勢に繋がることがあります。もしかしたら田中君はそーいった気持ちで髪型を変えてみたのではなかと僕は思いました。事実、その前の登板で、田中君はソフトバンク打線につかまり、2回でノックアウトされています。野村監督は、髪型だけを見て叱ったのではないでしょうか。それが自分の好みではないから。チームを自分色に染めるのは監督の務めであり、自分色に染め、勝たねばなりません。しかし、選手を頭ごなしに叱るのは、監督や教育者としては失格だと思います。まずは選手、生徒がどういった気持ちを持ってその行動に踏み切ったのか、その選手、生徒の気持ちを第一に考える事ができる人間でないと、人の上に立つ資格は無いと僕は思います。

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