2007年8月27日月曜日

日光浴



 去年モンテレーでホームステイをしていた家庭には、他にもアルゼンチンとカナダからの留学生とも共に暮らしていました。そして日差しの強いモンテレーで彼らはよく家のベランダで日向ぼっこをしていました。彼らに誘われ僕も何度かモンテレーの体に突き刺さるような日差しを体全体に浴びた経験があります。あのベランダは僕ら専用のビーチでした。

 日光は1998年までは日本の母子手帳に、子供の日光浴の必要性が書かれていました。しかし最近、日光浴が原因で発症する皮膚癌が問題視され、外に出る時は必ず日焼け止めクリームを塗る人が増えてきているのを考えると、本当に日光を浴びるのは良いのか、日光をどの程度浴びればよいのかと考えてしまいます。今回はこの疑問を検証していきます。

 日光には、カルシウムの吸収を促すビタミンDを合成する働きがあるのは事実のようです。しかしその働きを得るためには、夏の正午の日光を手に2~3分浴びるだけで良いのです。また日光を無理に浴びなくとも、かつおやいわし等の青背の魚、干ししいたけ、卵黄などの栄養分を積極的に摂取していれば、ビタミンに関しては日光を浴びる必要性は無くなります。骨の老化を防ぐためにも日光浴は必要だといわれてきましたが、必要な栄養分を積極的に取り、適度な運動をする方がよっぽど大事だということです。

 また、紫外線による影響は歳をとってから現れるものです。したがって、紫外線対策は幼い頃から始めておいた方が効果的です。赤ちゃんの頃は紫外線の影響を受けていないため、メラニン色素が薄く、強い日光を浴びればすぐ火ぶくれや熱を引き起こしてしまいます。また新陳代謝が活発なため、傷つけられたDNAを含む細胞分裂も盛んに行われ、中高年になってから皮膚がんを発症する確立も高くなるといわれています。

 紫外線というものは命に関わる、非常に怖いものだったのですね。メキシコにいる僕は日本にいる時以上に紫外線に気を配らなければならないとつくづく思いました。そしてあと1つ、非常に興味深い情報を見つけましたので、紹介しておきます。それは日光と脱毛に関するものです。(よっしー、ちゃんと読んどけよ)

 薄毛は遺伝的要因が強いのは事実です。しかし日光により薄毛が促進されます。薄毛の人には元々毛根に含まれる抗酸化物質が不足しがちであり、紫外線の影響で活性酸素が発生すると紫外線防御機能が働かなくなり、薄毛を促進してしまうのだそうです。

 血統的には一流サラブレッドの僕、更にメキシコという日差しの非常に強い場所にいる僕・・・





 どないしたらええんやぁ~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!
 そして今もう一度上の写真を見ると、こいつらがアホに見えてなりません。

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